最終更新日: 2010年3月 6日 (土曜日) 02:16:44 PM
以前、何となく出来てしまった Inkscape のグラデーション。その時は其程難しくないだろうと思い書き残さずにいたが、改めて取り組んだら「???」という事態に。今度こそはと図形にグラデーションを掛ける方法の覚書。(作成日: 2008年7月 2日 (水曜日) 01:19:51 AM)

目的と手順
| 「ファイル」メニューから「ドキュメントの設定」を選択し、「ページ」タブに表示される「カスタムサイズ」フィールドにて、画像の幅と高さを指定する。今回は 30×50px の三角形ボタンを作成することにした。 |
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| 「カスタムサイズ」で画像の幅と高さを小さめに指定すると、作業範囲は左図のように、画面下に小さく出現するので、ツールバーの中央付近にある虫眼鏡アイコン「ページをウィンドウにあわせるようにズーム」をクリックして画面全体が作業範囲になるようにする。 |
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2. 図形を作成
| 作業スペースが確保できたら、画面左側パレットの上から9番目にあるアイコンをクリックして「ベジェ曲線/直線を描く」を選択して三角形を描き、画面上の「オブジェクト」メニューから「フィル/ストローク...」を選択する。
「フィル/ストローク」という名称のウィンドウが現れたら、「ストロークの塗り」タブにて線の色を #116fb6ff、「ストロークのスタイル」タブにて線の太さを 1px、と指定する。 |
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3. 「フィル/ストローク」を使って塗りつぶし
| 同「フィル/ストローク」ウィンドウの「フィル」タブにある5つの正方形アイコンでは、左から「塗りなし」「単一色」「線形グラデーション」「放射グラデーション」「パターン」「塗りをアンセット」という指定ができる。今回は左から3番目にある「線形グラデーション」を使用した。 |
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| 【端書き】正方形アイコンの右端にあるハートマークは、複雑なパスで描かれた図形に着色する際、交差した部分を塗り潰すか否かの指定が出来る。
今回のような閉じた三角形ならばどちらでも構わないのだが、念の為に「サブパスが逆向きでない限りフィルが塗られる」を選択した。 |
| パスの自分自身との交差またはサブパスがフィルに穴を形成 | サブパスが逆向きでない限りフィルが塗られる |
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4. グラデーションの設定
| デフォルトのグラデーションカラーは黒なので適宜変更する。「編集」ボタンをクリックすると、「グラデーションエディタ」という名称のウィンドウが開く。 |
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| 「STOPxxxxxx」と書かれているプルダウンメニューでは、グラデーションの開始位置と終了位置が指定できる。デフォルトは #000000FF → #00000000 という黒のグラデーションになっているので、「色フェーズの色」フィールドにある「RGB」または「ホイール」タブにて適宜指定する。
上述した8桁の色名の下2桁はアルファチャンネルに相当し、FF が100%、00 が0%の透明度を表している。 |
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5. グラデーションの追加と削除
| グラデーションを掛けるには、開始色と終了色の最低2色が必要となる。複数色のグラデーションにしたいときは、「色フェーズを追加」ボタンをクリックすると、プルダウンメニューに開始色と終了色の中間色が追加され、「色フェーズを追加」ボタン下にある「オフセット」が入力可能となる。「オフセット」では、どの位置に中間色を入れるか、0〜1の値で指定することができる。デフォルトの値は 0.50 なので、ちょうど真ん中となる。
開始色 #05d3f1ff 中間色 #6eff00ff 終了色 #ff9001ff
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| 2色のグラデーションに戻すときは、プルダウンメニューから不要な色を選び「色フェーズを削除」ボタンを押すと削除することができる。 |
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| 不要な色を削除した後の状態。「オフセット」が入力不可になっている。 |
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6. グラデーションの方向を決定
| グラデーションの方向を決めるには、画面左側パレットの上から2番目にある「パスのノードまたはコントロールハンドルを編集」アイコンを選択。三角形を構成しているノード(点)の他に、グラデーションの方向を示すノード(点)が出現した。 |
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| 今回は、左から右へのグラデーションではなく、上から中心付近までのグラデーションを掛けたかったので、グラデーションのノード(点)を左図の位置に動かした。以上でグラデーションの作業は完了。 |
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7. PNG 等のビットマップ画像で出力する
| 原本を保存するときは拡張子を「.svg」に。Web 用に書き出すならば、「ファイル」メニューより「ビットマップにエクスポート...」を選択して png にて保存。 |